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ワシントン特別区―加藤良三駐米大使とCollege Boardのガストン・ケーパートン会長は、アメリカの学校で世界の言語と文化の授業を推進するCollege Boardの取り組みの一環としてJapanese Language and CultureのAdvanced Placement Program® (AP®)コースとテストを作成することを今日発表した。
「日本は米国にとって、ダイナミックかつ欠くことのできないビジネスと文化のパートナーである。日本語教授と学習を推進することは、多文化主義と多言語主義教育を中学・高校でさらに進め、生徒達が日増しに相互連結が進む地球経済に対応できるように準備 するというCollege Boardの取り組みの一環である。」とケーパートンは述べた。
国際交流基金によると、米国では645の中学・高校および500以上の大学で日本語が教えられている。更に、College Boardの「年次大学調査」によると、96の大学で日本語を専攻することができる。
加藤大使は、「米国と日本は、国際経済と世界のコミュニティーの場で共通の価値観を持ち、世界を指導する責任を分かち合っている。Japanese Language and CultureのAdvanced Placement Program® (AP®)コースの誕生は、両国間の協力を広げる土台となる互恵的関係を発展させ、コミュニケーションを深めることに役立つだろう。」と語った。
日本は、米国に次ぐ世界第2の経済大国で、日本語の話せるアメリカ人の需要は増加の一途をたどっている。
アジアソサエティーの教育担当理事ヴィヴィエン・スチュアート 氏は、「アジアソサエティーの行った調査によると、アメリカの経済繁栄と国家安全においてアジアの重要性が増大するのに対し、アメリカの生徒達はアジアに関するごく初歩的な知識をも欠き、そのギャップは非常に大きいという結果が出ている。日本語のAPは、古い文明を持つ国であると同時に21世紀に繁栄する民主主義国であり、世界的な経済大国でもあるという国の言語と文化に精通する機会を広く、また質の高いプログラムを通して生徒に与えることになる。」と述べた。
国際交流基金理事紿田 英哉氏は、「日本語のAPコースとテストの導入は、日本語教育を通じてアメリカの若者達の人生を豊かにする機会をさらに広げるものである。この様な若者達は、すぐれた日本語能力を生かし、様々な分野に進出し、遠からずして将来の日米間の関係に橋を架ける役に立つことだろう。日本語のAPコースとテストを奨励する努力を広げ、また日本語教育全般を促進するために、College Boardと協力することに期待をかけている。」と語った。
AP Japanese Language and Cultureは2006-2007学年度に初登場する。カリキュラムとテストはCollege BoardおよびAssociation of Teachers of Japaneseや全米日本語教師会などの学術団体によって選ばれた教育者が開発に携わる。6人の中学・高校教育レベルの教育者と6人の大学レベルの教育者、計12人の日本語教育者からなる特別対策委員会が指名され、コース内容の基礎を定めるよう依頼が出されている。これを基に、カリキュラムとテストが作られることになる。
ケーパートン会長は、「College Boardの理事と会員を代表し、駐米大使、日本政府、とりわけ国際交流基金に対し、アメリカの高校生向けのこの新しい大学レベルのコースに多大な経済的援助をしていただいたことにつき、感謝の意を表したい。また、このプロジェクトに、非常に重要な貢献をしていただいた、フリーマン財団、スター財団、さらに、重要な役割をはたしていただいたアジアソサエティーと日米財団にも感謝の意を表したいと思う。」と述べた。
日本語は、College Boardの理事会で開発を許可された、新しく加えられる4つの世界言語と文化のAPコースとテストの1つである。AP Italian Language and Cultureコースは2005年秋から実施され、2006年5月には最初のテストが施行される。中国語とロシア語のAP言語と文化のコースおよびテストも開発中である。新しいコースでは、AP Programの従来の外国語テストへの取り組みを発展させ、文化の学習がコースに欠くことのできない部分を構成するよう注意を払ってある。日本語のAPテストは、教師がどの学習レベルでの指導においてもナショナルスタンダーズ(U.S. National Foreign Language Standards)を使う度合いを増やしながら授業を計画・指導することを奨励し、大学在学中を含むすべての学年を通じてはっきりとカリキュラムの連結が行われるよう工夫がほどこされる。
ケーパートン会長は、「新しい言語と文化のコースを導入するのは、われわれの生徒達に、世界市民に育って欲しいからだ。そのような市民とは、2つ以上の言語を話し、他の文化をよりよく理解し、おひざもとの教室の中で、ますます増大する多様化の恩恵を受けてきた、そういう市民だ。」と語った。
College BoardのAdvanced Placement Programは生徒達が高校にいる間に大学レベルの学習をすることを可能にする。様々な興味と経歴を持った生徒達は、34のコースとテストを19の科目から選び、厳格な学業カリキュラムの知識を実証することができる。APテストの成績如何で、生徒は大学の単位、または上級レベル待遇での入学、あるいはその両方を取得することができる。
生徒を大学での成功に結びつけるCollege Board
College Boardは非営利の会員制の団体で、生徒を大学での勉学の機会と成功に結びつけることを使命としている。1900年創立。4700以上の中学・高校、大学、その他の教育団体を会員として抱えている。College
Boardは毎年、大学入学、ガイダンス、テスト、学資援助、登録、および教授と学習にかかわる主要なプログラムとサービスを通じて、300万人以上の生徒とその親達、2万3千の高校、3500の大学にサービスを提供している。最もよく知られているプログラムにSAT®、PSAT/NMSQT®、およびAdvanced
Placement Program® (AP®)などがある。College Boardは卓越と平等の原則を固持し、その決意は、プログラム、サービス、活動、そして事業内容のすべてに具現化されている。
詳しくはwww.collegeboard.comを参照。
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